2021年4月に甘木山公園での自然観察会にて見つけました。
春の花はハイノキと同じような白あるいは薄緑色で、
まれに秋も花をつけこちらは紫色になるものが多くみられます。
年に2回咲くことと、春の花の蕾は前年の秋にできていることから、
一年中ツボミをつけているかのように見えます。
果実は楕円形で晩夏の頃から発見できます。
クロキの葉は楕円形で革質。長さは5~7センチほどで表面には光沢があります。
若い枝は緑色で、葉の雰囲気は同じような場所に生えるモチノキに似ていますが、
よく見えると葉の上半分の縁にギザギザがあるのでモチノキと見分けられます。